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一枚の紙に雲を見る

2012/1/11

詩のお好きな 石見の安楽寺のブログに紹介されていた

 「一輪の野花に天界を眺める」(W.ブレイク)

ひとつぶの砂に世界を観る
一輪の野花に天界を眺める
汝《なれ》の掌《て》に無限を握れ
そして一刻《ひととき》のなかに久遠を

という詩を読んで、いつも使用している勤行本の

末尾に乗せられている詩のことをコメントに書いたら

詳しく紹介して欲しいとリクエストがあったので

自分のブログの記事に致します。(手抜き?)

「一枚の紙に雲を見る」

もし、あなたが詩人であるならば、この一枚の

紙のの中に雲がうかんでいることを、はっきりと

見るでしょう。雲なしには、水がありません。

水なしには、樹が育ちません。そして、

樹樹なしには紙ができません。ですから、

この紙の中に雲があります。この一ページの

存在は、雲の存在に依存しています。

紙と雲は、きわめて近いものです。・・・・

この小さな一枚の紙の存在が、宇宙全体の

存在を表しています。

      「ビーイング・ピース」

        ティク・ナット・ハン

         ベトナム生まれ(1926〜)僧侶 

           フランス在住   

そもそも私は詩を読むような人間ではありません。

たまたま、おつとめの本にのせられていたので

記憶に残っていただけのことですが、なんとなく

似たような詩だと思ったのです。

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コメント

改めてあけましておめでとうございます.
「一枚の紙に雲を見る」について詳しく教えてくださり,ありがとうございます.いい言葉ですね.
座談会かなにかで,どなたかが次のようなことをおっしゃっていたのを思い出しました.

 たとえば,これ(ガラスのコップ)について1時間話せと言われたら,話は自ずと世界に及ぶだろう.学問とはそういうものだ・・・.

 詩人とか学者とかに関係なく,物事を深く見ていけば自ずと宇宙全体が見えてくる,またそうでなければ見たとはいえないということですね.

投稿: junk | 2012年1月13日 (金) 20時35分

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