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私は本名を名告(なの)る・・・

2011/6/17

タイトルの言葉は 隣町の安楽寺出身の

伊奈 教勝

さんの言われたことばである

この後に

本名を名告って「らい」の現実を訴える

と続いている。

先月末まで厳修されていた、真宗大谷派・東本願寺

の親鸞聖人750回御遠忌中に開かれていた

あいあう

という総会所を使用した 展示と参拝者の休憩所で

開催されていた、宗門の差別問題の展示を見た折に

もらってきたリ-フレット

「ハンセン病問題を知るために」

の表紙に記されていたことばだ

伊奈さんが本名を名告ると言われるのだから 本名でない

名前を持たれていたと言うことである。その名は

ハンセン病療養所(隔離のために作られた施設)に入所

したときに本名を棄てさせて、強制的に付けられた名前で

ある。当時伊奈さんは大学を出たばかりの青年であった

ので、自分の意思で 名前を付けられた。その名が

藤井 善

真宗門徒としては ハッと する名前ですね。

伊奈さんが入所させられたのは 大学を出たばかりの

青年であったので、自分で園名を考えられたようです。

子供の場合は、たまたま近くにあった印鑑の名前を

つけられてしまったこともあったそうです。名前を

棄てさせるということは、二度と故郷へ帰さないという

ことを意味しています。家族も棄てさせて・・・・

重ねて伊奈さんは 本文で

「本当の人間回復とは、私を園に送り込んだ側、差別

した側も共に回復することです。私を隔離することを

容認している間は、本当の喜びはないのであって、

私が人間回復し、家族を始めとする親戚の人々と

一緒になった時に、はじめて本当に自他共に

人間回復する時です。」

と訴えられています。差別を受けたひとたちは

常に私たちに問いかけし、救いの手を差し伸べて

いるのに、私は常に忘れ果てています。

今回の展示には他にも

部落差別、女性差別などもあり、おいしいコ-ヒ-

をいただきながら、大きなこともいただけた

あいあう スペ-スでした。

それにしても生まれたときにはひとつも持って

いなかった差別ですが、いつこんな沢山の差別を

身に着けてしまったんでしょう?

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