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華葩に書かれた 本名

2010/8/21

毎日朝夕のお勤めに使用している、勤行本に

栞の代用として 一枚の 華葩 が差してある。Photo

間野 正志さんの描かれた絵である。

そして ウラを見ると

Photo_3

とある。金文字の法名は手次寺の前坊守さんのもので

生前、本山の報恩講などで配られていたものを

沢山集められていたそうで、亡くなったあと

若院(現住職)さんが、有縁の方々にと

プリンとごっこ で法名を印刷され、配られたのである。

そのうちの一枚を使わせていただいている。

この、藤井善さんは隣町(西尾市)の安楽寺の

次男として生まれ、戦争から帰ってきたときに

ハンセン病と診断され、岡山県の施設に隔離され

暮らされてきた。入所するときに親につけてもらった

名前を剥奪され、自らを 藤井 善 となのられた

ようだ。一度生前中に手次の寺にもお話に来られたが

とても元気の良い人だったと記憶している。

真宗の門徒さんであれば、この名前を見ると

ピンとくるのでは?

越後に流罪になった親鸞聖人が僧としての名前を

剥奪され、つけられた名前とよく似ているでしょう。

写真にあるように 本名は 伊奈教勝 さんである。

私は 個人的に生前につけてもらった 法名 は

生きている内に使いましょう!!という運動を展開

しています。(人にそう云っているだけの運動ですが)

そんな私が ここに書かれた

(本名 伊奈教勝)

というところに目が留まってしまった。仏教では

いのちをこの世にいる 100年足らずの期間の

ものとは限定していません。生まれる前も

死んでからも続いているものと考えています。

となると、親からつけてもらったたった100年足らず

の使用期間しかない俗名が本名なのだろうか?

使用期間の長さを考えると金文字にあるような

法名の方がはるかに長い 何せ無量壽の間使います

からね。もっとも 長いから本物というわけでも

ありませんでした。

もうひとつ

らい病(ハンセン病)元患者

という記述も考えさせられます。

既に亡くなった方だから 元患者?

顔や手足の変形が残されているが

病気としてのらい病(ハンセン病)は

完治しているので 元患者??

たった 二行 にいろんな事を考えさせられて

しまいました。

ハンセン病元患者の皆さんに対する差別を

はじめ、私たちはいろんな差別をします。

また、反対に差別を受けています。

仏教の説く、絶対平等が私の心にドッカリ

座ってくれるのは、いつのことになるのだろう?

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