仏飯を食べて育つ
2009/6/18
手次寺の若院さんが、以前、こんな法話をしていた。
「おばあちゃんがいつも、私たち(5人兄弟)に
「あんたらは、お仏飯を食べて育ったんやからね」
と口癖のように云っていました。」 と
さてさて、おばあさんは何が言いたかったのでしょうか?
当然、法話では語られていたはずですが、覚えていません。
昨日、有る方のブログに お仏飯(ぶっぱん)の記述が
有ったので、コメントを入れた縁で、この若院の法話を
思い出した訳です。
その寺では、門徒さんが作られたお米が、お供えととして
寺に届けられ、それで仏飯を炊いて見えるようで、ご本尊
にお供えされる(若院さんの役目らしい)まで、いろんな
方々のお世話により成り立っていることが書かれていた。
確かに、米 と云う文字からも 八十八の手間が掛かる
という意味があるそうなので、なにごともいろんなお陰
で存在することを教えられますね。
少しこじつけ気味ですが。お仏飯と一緒にお香が焚かれます。
我が家は通常は線香ですが、その香りがかすかに仏飯に
移ってしまいます。以前は、そのお下がりをそのままの
形で、冷えた状態で食べていましたが、最近は電子ジャ-
が有りますので、戻して暖めて他のごはんと混ぜて
食べてしまいます。家族全員でお下がりをいただいて
いるわけです。
-----------------------
染香人のその身には
香気あるがごとくなり
これをすなわちなづけてぞ
香光荘厳とまふすなる
-----------------------
かすかに香のかほりのするご飯を、毎日食べていると
この和讃に有るような、染香人になれるような気も
しますので。有り難く毎日いただくようにいたしましょう。
我が家では、このお仏飯のことを おぶくさん と
呼んでいます。
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コメント
junさんこんにちは
お仏壇(お内仏)が無いんですか・・・
私としては寂しいのでは無いかと思いますが、そういう
家庭が増えているんでしょうね。仏壇やさんがナカナカ
売れずに苦労しているとききます。
仏飯について、少し薀蓄を今晩にでも書き込みましょう
投稿: 釈破旬 | 2009年6月18日 (木) 15時04分
オブクサン。そういえば子供の頃、この言葉は日常語であった。我が家では朝のお勤めが終わると直ぐに下げ、母の朝食であった。ジュラルミンの筒から押し出した、円筒形の形のものだった。昔からのしきたりを守るため、戦後の食糧難の時代でも、朝は白米で、昼飯・晩飯は代用食であったと、後に父から聞いた。我が家にはそんな歴史がありました。独立した我が家には、仏壇もなく、そんな歴史も引き継がれていない。
投稿: jun | 2009年6月18日 (木) 07時53分