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お母さん座り

2008/6/5

6月に入ったと思ったら、あっという間にもう 5日ですね

今日明日と島根県大田市の温泉津温泉では、石見の妙好人

淺原才市 さんの顕彰法要が行われ、全国から才市さんに

会いに沢山の方が見えるとか、三河の方からのお参りの

方がおられるそうです。まだ間に合いますので石見へGO!!

http://www.iwami.or.jp/umd/saichi/shoyo/hoyo.htm

同じく6日には碧南の西方寺(満之記念館)では毎年

清沢満之さんの命日に当たるこの日

浜風臘扇忌

が行われます。こちらも是非どうぞ(と言っても私は地元に

居ながら 未デビュ-ですが・・・情けない!)

http://blog.goo.ne.jp/xiang9641/e/1ca7d36d18e68f096ac7a865f6c9fc33

さて、お母さん座り つまり 正座の事ですね

なぜ 正座 と 正 の字が付けられているのか解りません

あぐら、立て膝、足の投げ出し などは 悪座 なので

しょうか??

お寺に行くと 正座 ですよね、確かに本堂はほとんど

畳敷きで、ご丁寧に座布団が整然と並べられていることも

普段の生活で余り正座をすることの無くなった私たちには

少々、辛いものが有りますが、報恩講などで、お勤めを

大きな声(無二の勤行と言われているので、これ以上出ない

くらいの声を出します)でするときは、正座した方が

りき(力)が入ります。それはいいのですが、足が

しびれます。(修行が足らんのです)

ところで、親鸞聖人はチャント正座をされていたの?

寺にかけられた絵像や木像をみるかぎり、座高が低い

ですね、どうやら、あぐら(座禅かも)で座られている

ようです。法然上人は? 蓮如さんは?と見てみると

どなたも正座はされていないようです。

      しかも

手には数珠を両手で、開いた状態で(右手を少し高め)

持ってみえます。これは、お念仏の数を数えていらっしゃるの

だと聞きました。前にも書いたかも知れませんが、浄土宗の

お念珠は 一重のものを二つつないだものを使います

片方をつまんで吊り下げると、八の字のようになり、

その下に、しっぽのようなものが二つ付いています。

この念珠で毎日念仏をした数を数えるのだそうです。

合計7万回(だと思う)をカウントできるようになっていると

知り合いの七日参りの時、住職が教えてくれました。

数珠 と書く意味がここにあったのですね。

寺のこどもの集まり(お勤めの練習会、こども報恩講など)

で私などは「ちゃんと座りなさい」と命令しておりますが。

「勢至丸!松若丸!布袋丸 チャンと正座しなさい」失礼)

と言わなければなりませんね。

以前浄土宗のお寺さんから 正座 は武士・戦国時代

では失礼な座り方だったのだそうです。つまり相手に

心を許していず、いつでも 抜刀 して立ち上がれる

状態をキ-プしている座り方なのだそうです。

確かに時代劇を見ていると、陣営などで武将同士が

お互いにアグラをかいて座っていますね。

とりわけ、最近膝痛に悩ませられ、正座が辛くなって

来ました。お寺で足を投げ出して座っているお年寄り

をみて、失礼な!と思っていたのですが、自分がその

立場になってみると、無理からぬことと頷けます。

何事も相手の立場になって考えれば、もめ事は

起こらないことが知らされます。

なかなか そうできない自分も知らされております

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

座り方一つにもいろんな考え方があり
面白いですね。
再三のコメント 深謝!!
確かに モアイ像には正座した物がありました。
朝鮮半島では罪人の座り方ですか
最近、ヒアルロン酸の減少なのか、膝が痛くて
正座は辛い物があります。
しかし、報恩講などで座ったまま大きな声を
出すときは、正座しないとリキが入りませんね。

お祖父さまも 順慧 さんと言われるんですか
大無量寿経の中の 随順智慧 という言葉から
名付けられたと聞いています。
我が家の順慧さんは反抗期真っ最中デス

投稿: 亭主 | 2008年7月 9日 (水) 00時35分

 「正座について」第三信
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/3764/1136384946/88n-によると、「面白いことに武士階級には、正座は相手に対する不敬という考え方がありました。というのは、居合い道の確立により、抜き打ち攻撃が一番しやすい坐方ということで、相手に対して警戒心(心を許していない)を持った座り方という捉え方がされていたようです。武士階級では親しみをこめた坐法はやはり“あぐら”だったそうです。」と記載されているので、そのような考え方が一方ではされていることになる。しかし、ここで注意しなければならないことは、
①相手に恭順を示すのは、近世以後は正座であり、他 の座り方ではない。
②敵意の有無を示すのは、刀の置かれている位置であ る。多くは右利きであるので、刀の抜き易い左側に 置くのが常套であろう。
つまり、相手に対する恭順・不敬を示すのは、刀剣の置かれた位置関係に求める方が妥当ではということです。
貴方の記事に行き着いたのは、ジュンネという単語からです。私の祖父も順慧です。

投稿: junji | 2008年7月 8日 (火) 15時03分

junji さん再度のコメント有り難うございました。
早速読んで参考にさせて貰います。
これからもよろしくお願いします。

投稿: 亭主 | 2008年7月 8日 (火) 12時44分

正座について第二信
前回の想定に大きな間違いは、ありませんでした。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%BA%A7ウィキペデイアに正座の歴史が解説されています。参考にして下さい。武士の正座についても、想定通りです。足関節の動き、甲冑を身に着けた状態等を考慮すると、正座で抜刀するのは居あい抜きという特殊な訓練をした場合のみであり、「胡坐=くつろぐ=気を許す」の類ではないでしょうか。

投稿: junji | 2008年7月 8日 (火) 11時12分

書人知らずのコメンテ-タ-様
いろいろ教えていただき、有り難うございます。
どのような経路でこのブログに到達されたかは解りませんが。ようこそいらっしゃいました。これからもよろしく
お願いします。
確かに言われるように、時代劇チャンネルで毎朝母親が「暴れん坊将軍」を見ていますが、拝謁する場面は
下陣のものは正座ですね。しかし、あの場面は帯刀することはみとめられていない席ですね。また居合いなどで
立つと同時に抜刀するのをみると、正座から立ち上がりざまに刀を抜いて、斬りつけたいるように思います。
また、急がずに検証いたしましょう。
確かに知多半島は真宗のお寺が少ないですね。我が連れ合いも東浦町の生まれですが、曹洞宗です。名古屋市内に入ると真宗寺院がたくさんあります。
なにぶん浅学で、知ったかぶりをしている人間ですので、
おかしいところはドンドンご指摘くださいね。では

投稿: 亭主 | 2008年7月 4日 (金) 21時37分

正座について、想定されることを報告いたします。
現在の「和室」の体裁が整ったのは、室町期と言われています。それまでは、「畳」は正しく文字通りの「畳み」で部屋の隅に置かれていたものです。其れまでは、板の間で円座がある程度なので、「正座」は特殊な存在であったものと思われます。
「立てひざ」や「胡坐」が通常の座り方と判断できます。このことは当時の絵像からも実証されることです。正座が正座として認められるようになったのは、小笠原流と関係があるのではと思われますので、小笠原流の歴史を調べてください。また、浄土宗の坊さんの話ですが、逆ではないでしょうか。胡坐や立てひざは即座に応戦できる臨戦体勢であり、正座は臨戦体勢ではない。将軍に謁見する場面を想定してみてください。
 初めてプログを見ましたのが、これからも楽しみにしています。真宗寺院の無い知多市在住者です。今日は休憩時間も終わりですので、後日またよろしくお願いします。

投稿: | 2008年7月 4日 (金) 11時20分

umd さん 遠いところをようこそ
と言ってもwebは距離は全く問題になりませんですが
満之 さんはホントに全国的に有名なんですね。
私は明治時代の文章の難しさに、拒否反応が表れ
全く書かれたものを地元に居ながら呼んだことが有りません。(国語能力の脆弱さゆえ)
満之さんも門徒さんたちから、「難しすぎる」と言われていたようで。「簡単な話をしてくれと、言われればします」と言われていたと、記念館の女性館員さんが教えてくれました。鎌倉時代の和讃のほうが伝わってくるものが
あります。
またたまにおいで下さい。

投稿: 亭主 | 2008年6月11日 (水) 12時38分

才市さんの顕彰法要は,清沢満之さんの命日と重なっていたのですか!・・・.意外なご縁を教えてもらってちょっと気持ちが華やぎました(どう言えばいいのか・・・へぇ!と思ってちょっと気分が沸き立つ感じ).
前振りの部分に反応して失礼しました.少し前のblogにお名前の出ていたS寺さんに教えてもらって寄らせていただきました.

投稿: umd | 2008年6月 6日 (金) 00時54分

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